【2024年8月】日経平均の大暴落。金利上昇などによる株価下落について

 

今回は最近下がり続けていた中で歴史的な大暴落を起こした2024年8月5日についてのお話になります。

 

2024年の株価について

この1年に限って言えば、ずっと右肩上がりで伸び続けていました。

個人的には少し異常とも思えるペースでしたが、2023年ウォーレン・バフェット氏の日本株購入発言から伸び続けていて、円安による自動車産業など輸出企業が軒並み好調で下げる要素は特になかったと言えるかと思います。

 

2023年4月あたりでは2万円後半でしたが、そこから3万円に定着し、2024年3月には4万円台に達しました。そう考えると短期間で大暴落したものの、今の31,458.42はそこまでおかしい訳ではないかと思います。

それでも過去最大の大暴落でしたので、その原因と今後を考えてみましょう。

 

2024年7月11日が最高値

この2024年7月11日に付けた42,426.77が最高値でそこから本日まで多少の上下はありましたが、下がり続けました。そして本日の-4,451.28という過去最大の大暴落がおこりました。

【速報】日経平均株価“暴落”過去最大の下落幅で取引を終える|日テレNEWS NNN (ntv.co.jp)

 

ただ一番怖いのが、ここで下げ止まったわけではないという事です。この後次第にはなりますが、まだまだ下げる可能性もあります。

 

正直、ここまで大暴落するほどの理由は見当たりませんが個人的に思ったことを書いていきます。

 

株価の過去最大の大暴落となった要因

今回は3つあったと思っています。

個人的な見解ですので、どこまで正確かは自身の持つ情報と組み合わせて判断してください。

 

株価大暴落の要因①日本の金利上昇

日銀が2024年7月30日・31日の金融政策決定会合で、政策金利をこれまでの「0~0.1%」から、0.25%程度に引き上げることを決めたというニュースが流れました。

【速報】日銀が追加利上げを決定 政策金利0.25%程度に 住宅ローン変動型金利は上昇可能性(日テレNEWS NNN) – Yahoo!ニュース

 

これが大暴落の一因になったのは間違いないと思いますが、これだけでここまでの大暴落が起きるとは考えにくいです。むしろ金利に関してはいつか上がると言われていたので、そこまで過剰に反応したことについては疑問です。あくまで複合的な1要因という事だと思います。

 

株価大暴落の要因②アメリカの指標の悪化

基本的に日本の株価に限らず、経済大国アメリカの景気に影響されるところは多いです。

そのアメリカの経済指標が悪化した事により、アメリカの景気後退が予想され、それにつられて日本の株価が下がったという判断があります。これについても先程と同様ですが、そんな歴史的に指標が悪化したわけでも無いので、それでここまで株価が暴落するとは考えにくいです。

 

やはり今回の大暴落はあくまで色々な状況の複合的要因だと思います。

 

株価大暴落の要因②新NISAなど日本人の投資人口の増加

正直、これが要因とは思いたくないですが、最近の日本の投資人口の増加が要因の1つになっている可能性です。

2024年からNISA制度の改正があり、今までの制度に比べて非課税で投資できる限度額がかなり大きくなりました。それもあり、ニュースなどテレビや色々な媒体でNISAについて取り上げられたり、株について取り上げられる事が多くなりましたね。

それにより少なからず日本の投資人口が増えたため、だんだんと下がり続ける株価に反応し、売却が相次ぎ信用取引のロスカットなどを引き起こしパニック売りが相次いだという可能性です。

 

個人的には急騰と言えるほど株価は上がっており、実体経済を反映しているとは言えなかったのでこれが一番大きいと考えています。

 

そうなると3万円を割る可能性があり、元の4万円まで戻す道のりはかなり厳しいかもしれません。

 

えーる

これを機会に自分の投資方針について考えてみてね。どこまで長期的に考えられるかが肝かな?

今後の日本の株価について

厳しい話になりますが、こうなった以上3万円を割る可能性もあり、3万円を割った場合に4万まで戻すのは数年かかると思っています。

もしここから円高に向かった場合、日本にとってはあまり好ましくない状況となります。

輸出企業やインバウンド事業の景気後退、新規投資人口による上値の重さ、更なる金利上昇などによる日本株への投資が渋る可能性を考えています。

 

基本的に株価は右肩上がりとされていますが、現状の日本の少子高齢化。この改善が出来ないとかなり厳しいと思います。

 

えーる

日本の発展のためには政治家の人に頑張ってもらいたいな…。

まとめ

今回の暴落は現在の日本の状況を反映していると思っています。

ここから株価が4万円台に戻るにはかなりの年数がかかるか、経済的な改善が見込まれないと厳しいでしょう。私はそう考えています。今まで大暴落しても株価は戻しているからという根拠は弱いと思います。日本の景気が上向かない限り4万円台という株価は難しい。

 

最近投資を始めた方には厳しい話になりますが、再度投資のタイミングを計るか、コツコツと投資を続けて取得単価を下げるか、自分の投資方針について考えるいい機会だと考えてみてください。

 

決して下げ続けるとは思っていません。いつかは上向くと思い頑張っていきましょう。

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました、

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Posted by aile