働き方 が 多様化 しているので分析してみた”正社員”編

2021年7月15日

 

数年前くらいから10年後になくなる仕事などが取り上げられていますよね。

 

こういう記事等を見て

「仕事がなくなるんじゃないか?」

「この働き方じゃまずいんじゃないか?」

 

など色々な不安や考えがよぎることが多々あります。

そこでいくつかの働き方に分けて、自分の考えを交えながら分析していきたいと思います。

項目としては正社員・フリーター・フリーランス・起業の4つを予定しています。

今回は自分が正社員という事で、正社員をメリット・デメリットや企業の規模などに分けて分析していきます。

 

メリット

まずはメリットから書いていきますね。

・簡単に解雇はされない。

・有給以外で休まなければ給料が保証される。

・雇用保険に加入するため、条件を満たせば失業保険がもらえる。

・社会保険に加入できる。

・勤続年数によって昇給が見込める。

・賞与が出る。

・退職金をもらえるケースがある。

・社会的信用があるため、金融・住宅ローンや家を借りる際に通りやすくなる。

※太字部分に関しては通常は保証されているはずです。ここが守られていないところは、何らかの違反をしている可能性が高いです。

こんな感じですかね。

 

正社員の一番の魅力と言えば安定して給料が入ってくるという事ですね。そこに自分の仕事の出来は関係ありません。昇給等に関与してきますが…。

今の時代は従業員の権利の方が強いためリストラするのも一筋縄ではいきませんし、賃金に関しても最低賃金は保証されます。

 

異常なサービス残業や通常の勤務時間で最低賃金を割るようでしたら、労基に駆け込むなり速やかに転職するのをおススメします。そういう会社は、資金繰りが悪いか、上が圧倒的に搾取しているかのどちらかなので良いことはありません。

 

ただ、そういう会社ほど従業員はいい人が多いらしいです。それは「周りの人に気を使って辞められないような人が残っていくから」らしいです。

なるほど…と思いましたね。

ただただ損なだけなので早く転職して欲しいと思っています。

 

少し横道にそれましたが、とにかく安定収入が正社員の最大のメリットですね。

それとローンが通りやすくなるので、家や不動産投資を始めたりする際は正社員のほうが都合がよかったりします。

 

デメリット

続いて、デメリットについて書いていきます。

・時間の拘束がある。

・配置転換や転勤など断れないこともある。

・従業員と仲が悪いと回避できないので精神的にキツイ。

・副業などが禁止されていることがある。

・倒産すれば職を失う

個人的に一番きついのは、時間の拘束ですね。それと倒産時のリスクも大きいです。

 

時間を拘束される事で一番きついのは、他の勉強をする時間の捻出ですね。現にブログを書く時間や本を読む時間などは、寝る前から始めるので11時以降からスタートになっています。※朝は眠くて眠くて自分には向いていませんでした。笑
倒産時のリスクは、年齢が上がれば再就職も難しくなるので高まりますね。

 

予兆を感じられれば対策も練られるのでしょうが、ある日、経営陣が夜逃げしたり朝に倒産することになりました。なんて告げられることもさほど珍しくありません。

倒産する会社はだいたい資金繰りに問題があるので、給料日の変更督促の電話が増えている時は要注意です。特に社会保険や税務署からの督促が来ていれば、かなりギリギリな可能性があります。

 

余談ですが、中小企業の倒産率は3~4%で推移しているようです。興味があれば以下のリンクから資料を読んでみると面白いかもしれません。

中小企業庁 中小企業白書

 

時間を売って安定した収入を買っていると思っているので、対価と見合っているのかをよく考えたいですね。

 

次は企業規模ごとに今後どうすればいいかを考えていきます。

 

大企業について

まずは大企業から分析していきましょう。

 

10年後に仕事は残っていそうか

業種によって自己判断していただくことになります。ITmediaNEWSさんの記事リンクを付けておきますので参考にしてみてください。

個人的に大企業の場合は、働き方は変わるかもしれませんが10年くらいではリストラまでいかないだろうと思っています。

ですが、明らかに機械でしたほうが効率がいい場合や、人と接する必要がない場合であれば機械に変わられる可能性は高まるでしょう。

 

 

次に代替が効く場合と効かない場合とで見ていきましょう。

 

自分のしている仕事は代替が効きそう

こちらの場合は、将来的にリストラされる確率や給料が下がる可能性が高くなりますね。

ただ大企業ですので、余程融通が利かない仕事をしていない限りは他の仕事に回してもらえると思います。これでいくつもの大企業が大量のリストラを行うとなれば国も何か対策を打つはずです。

 

もしリストラとなれば、早期退職扱いになるでしょうから退職金も上乗せされるはずです。

それに加えてある程度の貯蓄はできていると思いますので、そこまで切羽詰まることはないでしょう。ですので、年金受給までの生活を考えて今後の動きを考えてみます。

考えられるケースとしては、年金受給までと考えて

①貯金を切り崩しながら生活できる範囲の給料で転職するか

②それまでの貯蓄等を利回り3%~5%程度のリスクが低い範囲で運用しながら貯金を切り崩すか

③業種にこだわらず転職して生活できる給料を稼ぐか

といったところですかね。

あくまで年金がもらえるといった仮定ですので、もらえないとなると転職するなりして収入を得なくてはいけません。

 

そうなる前に、今から勉強して資産形成したり資格を取ったりするのは素晴らしいと思います。それこそ、今の会社を活用して不動産投資なんかもできますね。大企業であれば融資も通りやすいので。

また、資格を取る際は一手先ではなく、二手先まで読みましょう。自分は一手先しか読んでいなく失敗しましたので…。

 

自分の年齢と貯蓄等を考えながら、仕事がなくなった際のシミュレーションを一度してみるとするべきことが見えてくるかと思います。

自分の仕事は代替が効かない

このケースであれば、今の仕事に全力を尽くすのが一番効率がいいと思います。

もちろん、勉強することは悪いことではないのでやるに越したことはないのですが、別の事にチャレンジをして本業をおろそかにする方がリスクが高いと言えます。

安全な範囲で資産運用して、配当を得ながら貯蓄を増やだけで安定的な老後が迎えられると思いますので心配はあまりないですね。

 

中小企業について

ここに当てはまる人がかなり多いはずです。

こちらも大企業の時と同じ流れで分析していきましょう。

 

10年後に仕事は残っていそうか

中小企業の場合は、ここの考え方がよりシビアになる必要があります。

大企業と違い減給やリストラを宣告されるかもしれませんし、免れたとしても一気に倒産なんてこともあり得ますので。

 

仕事が残っていくかどうかの考え方のポイントになるのは、人と接する仕事かどうかという点と細かい作業が必要かどうかだと思います。

 

人と接する必要がなく、機械でも作業が可能である場合や、単純な事務業務・計算業務であれば専属の人はいらなくなるでしょう。

人工知能やロボットに任せるだけでいいので、初期投資さえ問題なければ簡単に乗り換えられるでしょう。それに今は価格も低くなるような仕組みを打ち出してきていますので、10年後は人件費とは比較にならないくらい安くなっている可能性があります。

 

それを踏まえて分析してみてください。

 

自分のしている仕事は代替が効きそう

この場合は、今後はかなり厳しいですので今からでも対策を立てましょう。自分がブログを書き始めた理由もここに当てはまるからです。

 

今後は、リストラの可能性や減給・ボーナスカット、そもそも会社が潰れてしまう、どれになってもおかしくありません。

 

それほど現状は厳しいのだと把握する事が重要です。人間焦らなくては行動に移せないので。

 

対策ですが、ロボットや人工知能に取って代わられるという事は転職もかなり厳しくなります。ですので、何か別の分野で活用できる勉強をするほうがいいかと思います。

 

分かりやすいのは資格を取ることですが、実際、資格を取っても実務経験がなければ使えないものが多いので転職においてはあまり有用ではありません。

 

転職に有用な資格取得に絞って言うのなら、その資格が業務独占であるものを狙っていくといいと思います。※一覧のリンクを載せておきます。 業務独占資格 Wikipedia

他の資格であれば、転職したい業界に絞って複数取得することでかなり有利に働くとは思います。

 

ただ、どちらにせよかなりの時間を資格取得に割く必要があります。

 

業種にこだわらずにどこでもいいという事であれば、人手不足の業界も多いので転職自体は難しくないでしょう。特に警備業は2020年の東京オリンピックなどもあり圧倒的に人が足りません。また、慢性的に人不足な業界になっています。

 

転職以外の別の方法であれば、一定額の貯蓄があるのであれば投資に目を向けてみるのもいいかもしれません。

ただ、ギャンブル性が高いものはおススメしないので、元手を活かして複利で資産を増やしていく方法がいいかと思います。

※自分のブログリンクになりますが、何か参考になるかもしれません。 お金を有効活用する為に10代で必要な投資の知識

 

他には、今一番好きなことについて掘り下げて勉強してみるというのも方法の一つではあります。

好きな事であれば勉強することも苦になりませんし、楽しく続けられると思います。

そうして、自分が1番詳しいんだというくらいまで知識をつけられたら、今の時代はいくらでも稼ぎようがあります。

自分のようにブログを書いてもいいですし、自らの知識を他人に教えることで講師料などを取ることもできます。今はココナラなどのサービスもあるので、お客さんも格段に見つけやくなっていますし。

なんならその知識を活かしてその業種に就職することも難しくないでしょう。自分で起業してみるのもいいかもしれません。

 

とにかく危機感を持って動いてみる事が重要です。行動が一番の力なので。

 

自分の仕事は代替が効かない

この場合も大企業と同様なのですが、あまり心配はいらないかと思います。

もし、自分の仕事がメインではなく、会社の経営が傾いて倒産したとしても転職が難しくないはずですので。

本業に一番力を入れていくのがトータルでメリットが大きいと考えます。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は少し危機感を煽るような書き方をしてみました。

人間は変化を嫌う生き物ですから、少しでも危機感を持ってもらわないと行動に移す力が出にくいので、そういう風に書きました。

実際に危険な人もいるのは間違いないので、そこはよく考えていただけたらと思います。

 

とにかく、どの展開でもいえるのは投資の勉強はしておきましょうという事です。日本での投資の認知度というか理解度が低すぎるので…。

もっと自分の資産を増やすような勉強は積極的にしていくべきです。そして次に他の勉強をしていくほうがいいと思っています。

 

自分もまだまだですので、もっと勉強していきたいと思っています。

 

後は言っておきたいことは、最初にメリットとして簡単に解雇されないと書いたのに、リストラという単語が多くなってしまったのはちょっと矛盾しているかな?と思いました。

あくまで不当な解雇という事で業績悪化は例外としています。

 

次回はフリーター編になります。

今の時代によって生まれたフリーターの可能性について書いていく予定ですので、よかったら読んでみてください。


最後まで読んでいただきありがとうございました。