確定申告

税金関係 用語集

 

確定申告について

確定申告ってよく聞くけど結局何なの?という疑問にお答えしていきます。

 

この記事を読んでいる方は、確定申告って個人事業主の方がするもの!っていうイメージを持たれていた方が多いかもしれません。

それが医療費控除や副業、株やふるさと納税などで身近になってきていますよね。

 

分からないし難しそうだからしたことないっていう人や、ただ何となく申告するだけという知識から一つレベルアップしてみましょう!

 

確定申告とは所得税についての申告

これが確定申告の答えです!

 

まず、1社でしか給料をもらっていない会社員の方は、普段の給料から所得税が引かれており年末調整で最終的な税額を確定するので確定申告は不要になります。

 

個人事業主の方は年末調整を受けられないので、自分で所得税を計算して納税する必要があります。

 

今回は簡単にですが、会社員の方と個人事業主の方で分けて説明していきます。

 

会社員の確定申告

先程も述べたように、会社員の方は基本的に年末調整で完結するので確定申告をする必要はありません。これはパートやアルバイトの方も同様です。

 

それでは、どういうパターンの時に確定申告が必要か簡単に書き出してみます。

 

確定申告をしないといけない

・本業以外の会社の給料が年間で20万円を超えている。

・副業での利益が20万円を超えている。

・給料の合計が2,000万円を超えた。

 

確定申告をするとお金が戻ってくる事がある

・年間の自己負担の医療費が一定の金額を超える。

・2,000円を超える額を募金した。(相手先による。また領収書が必要)

・ふるさと納税でワンストップ特例を使っていない。

 

※あくまで確定申告なので、住民税の申告は別途必要な場合があります。

 

ざっと書き出すとこんな感じです。

年末調整に反映されていないものを含めて所得税を再計算すると思ってください。

 

する必要があるのにしていない場合は、お尋ねが来たりすることがありますのでキチンとしておきましょう。

 

逆に、お金が戻ってくるのに忘れていた場合は連絡は来ません…。笑

ただ5年間は遡って申告できるので、忘れてた!という場合でもやる気があれば何とかなることの方が多いです。

 

まとめると

給料以外に収入があったりする場合で要件を満たすときは確定申告をする。

控除を受けられるものがあれば申告するとお金が返ってくる事がある。

 

っていう感じです!

 

個人事業主の確定申告

今回は、個人事業1本でやっている人を対象にしています。

会社員で個人事業主になれたという特殊パターンは考慮していません。

 

個人事業主の方は給料というものがないので、収入から経費を引いたものを所得として計算します。

経費を引くというのが会社員の人との大きな違いですね。

 

ここでは何が経費になるとかは割愛しますので、それに関してはこちらの記事をどうぞ。

※ブログ運営を例にして書いていますが、基本的にはどの事業にも関連します。

 

もう一つ会社員と違うのは、申請を出しておけば赤字だった場合は繰り越しが出来ます。

会社員は赤字なんてことはありえないはずなので、当たり前といえば当たり前ですね。

 

後は会社員の確定申告が必要な人と違って、個人事業主で届出を出している人が確定申告をしていないと高確率でお尋ねが来ます。

 

他にも色々と不利益なことがありますので、個人事業主の方は期限内申告を厳守してください。

 

まとめ

凄く簡単に書いているので、自分が該当するかはよく確認してくださいね。

 

もし該当する場合は、きちんと申告するようにしましょう。

2社から給料をもらっているから申告が必要となった場合は、2社分の源泉徴収票を税務署に持っていき相談すればすぐに作成方法を教えてくれます。

また、お近くの役所でも相談窓口を設けてくれてたりもするので調べてみてください。

 

個人事業主の方はとにかく期限内!これだけは守りましょうね。

 

どれが経費になるか迷った場合は、税務署や費用が掛かってもいいなら税理士に。

とにかく売り上げを隠したり、経費にならないものを経費にするのは辞めておきましょうね。

 

特に売り上げが1,000万円近い人は消費税の納税にも関係してきますので要注意です!

 

確定申告に関する詳しい記事が書けたらここに追記します。

今回はなんとなく感じをつかんでもらえたらと思います。

Posted by aile