お金を有効活用する為に10代で必要な投資の知識
今回はお金を有効活用するために必要な投資の知識について書いていきます。
10代から投資についての知識を身に着けておく事で、これから先の人生を有利に進めることが出来ます。
20代やそれ以降の年代の方でも遅いなんてことはありませんので今からでも勉強していきましょう。
投資って聞くと、株、FX、不動産などを思い浮かべると思います。ただ、それ以外にも色んな投資がありますので、3つ以外にも知っていくことで選択肢を増やしましょう。
もちろん主要の3つについても紹介しますので、興味があるものから調べていくといいですね。
投資とは
まずは、投資についての説明から入りますね。
投資(とうし、英: investment)とは、主に経済において、将来的に資本(生産能力)を増加させるために、現在の資本を投じる活動を指す(現代において、生産能力の増加しない商業活動はこれに含まない)。広義では、自己研鑽や人間関係においても使われる。
どのような形態の投資も、不確実性(リスク)が伴う。一般に、投資による期待収益率が高い場合、不確実性も高まる。この一般則に反する取引が可能な場合、裁定取引が行われ、収益率の低下またはリスクの増大が起こる。
Wikipediaさんから引用したものをまとめると、将来のお金を増やす為に今持っているお金等を使うという感じです。ただ、どのような投資であれ投資したお金が減る可能性はあります!
ですので、各投資について勉強してリスクを減らしていきましょう。
①株式
②FX
③不動産
④仮想通貨
⑤現物(金・宝石・美術品など)
⑥日本国債
⑦iDeCoや積立NISA
上記6つについて今から解説していきます。
※別途記事を書くものもありますので、作成次第リンクつけていきます。
株式
いろいろな投資方法が増えてきていますが、まだ第一線なのは間違いないですね。
自分もやっていますが、ミドルリスク・ミドルリターンってイメージです。
上場している会社の中かから、儲かりそう・成長していきそうな会社を探して株を買うというのが原則になります。
ドラマなどで株式で破産した人や借金を背負った人などを見て怖いなぁ…。と思っている方がいるかもしれませんが、よほど博打的な取引をするか急激な業績の悪化による倒産や粉飾決算などにより値段がつかないなど特殊な事情が無い限りそんなことにはなりません。
さらに、どちらの例にしても信用取引や個人で借金をして株を購入していた等、お金を借りて取引をしていなければ投資金が0円になって終わるだけで済みますので、負債を背負うことはありません。
自分もやってみるまでは、ドーン!バーン!って感じでお金が動いていると思っていましたが、動きとしては思っていたより細かいです。笑
今はスマホからも登録作業が出来ますし、その後の取引もアプリ等が各社ありますので始めやすい環境になっています。
※株式については別途記事を書くつもりなので、詳しいところは割愛させていただきます。
FX
5・6年前くらいから流行り始めて有名になりましたね。調べたら2008年に個人投資家に解放されたので、解放されてすぐに広まったようです。
FXとは外国為替証拠金取引といい、2つの国の通貨を売買してその差額で利益を取ります。
ドル/円 で説明すると、1ドル100円の時に100ドル買って、1ドル110円の時に売れば、差額10円×100ドル分で1,000円の利益。逆に1ドル110円の時にドルを売ることもでき、それを1ドル100円の時に買い戻せば買ったときと同じ額の利益が出ますね。
ですので、今は安くなっていると思ったときに買いで入り、高くなっているなという時には売りから入ります。売りからは入れるのも魅力の一つですね。
お手軽さやレバレッジを掛けることで資産を効率的に使えることから人気ですね。※レバレッジとは株でいう信用取引で元手以上のお金を動かせます。
基本はレバレッジをかけるでしょうから、ハイリスク・ハイリターンと言われています。
メリット
・元手以上のお金を動かすことが出来るので効率がいい。(国内では25倍が最高。海外であれば特に規制がない)
・24時間取引が可能
・買いでも、売りでも入れるので、どの局面でも投資できる
デメリット
・元手以上のお金を動かすため、負債を背負うことがある。(追証)
※海外FXの場合、ゼロカットシステムという元手が0円になるだけのシステムもあります。国内では金融庁により禁止されています。
・24時間取引が可能なため、急な相場変動に対応できない可能性がある。
FXまとめ
メリット・デメリットがどちらにもなりえるといった形ですね。
ただ思うのは海外の業者で口座開設したほうがいいのでは?という事ですね。
レバレッジが大きく、ゼロカットシステムのため負債を背負うこともない。その2点で国内とは比べ物にならないくらいのメリットがありますね。
デメリットとしては、トラブルが起きた際の対応が難しいことや、海外送金になるので手数料が高い、スプレッドという手数料の金額の幅が大きい。
ですので、業者の選定をしっかりすれば海外口座を選択するのは大いに有りです。
不動産
これは投資なんですが、不労所得の代表的な立ち位置ですよね。
管理会社を挟めば、何もせず家賃収入が貰えるイメージが強いですがあまりオススメしません。
長期的に安定した額の収入が見込めますが、ミドルリスク・ローリターンとさせてください。
このローリターンはリスクとの兼ね合いで、そういう位置付けにしています。金額が少ないという意味ではありません。
メリット
・とにもかくにも不労所得
・長期的に安定した収入が見込める
・土地の価値が上がれば資産価値が高まる。
・空き部屋があっても建設事業者が借り上げる事で賃料保障してもらうサブリースがある。
・贈与税の対策になる(購入した時より確実に評価額が下がるので、資産が低く見積もられるため)
・赤字になった場合でも他の所得と損益通算が出来るので多少税金が安くなる。(単年度であればいいが、多年度に及ぶと投資の意味がなくなる)
デメリット
・部屋が埋まらなければ管理費や固定資産税が負担になる。
・古くなれば古くなるほど賃料は下がり、空き部屋も増える。
・長期ローンを組む必要がある。
・売却するにしても人が住んでいる場合、追い出すのが非常に困難。(居住者の権利がかなり強い)
・災害等で地盤に問題が出た場合、極端に地価が下がる恐れがある。
・都心以外の地域では、人口が減っていくので空き部屋が増える可能性が高い。
まとめ
正直、空き部屋がでないのであれば何もせず安定した収入になるのでいい投資法です。
今は建てる場所と内装に気を付ければ一定の居住者は確保できると思いますが、今後ドンドン高齢者が増えていき2025年問題、30年問題、40年問題と進めば進むほど、空き部屋の増加、事故物件のリスク、家賃の価格競争などな様々不都合が起きるかと思います。
メリットとデメリットを天秤にかけた際、デメリットの方が大きいと考えるため自分はあまりおすすめしません。
仮想通貨
ブロックチェーンという技術により市民権を得ましたね。
今は100種類を超える色々な通貨が出回っています。価格もピンキリですが、代表のビットコインは1ビットコインで100万円を超えています。
まだ不安な点があるので価格が安定しているとは言えませんが…。
もうだいぶ価格が上がってきているとは思われていますが、まだ上がる余地はあるはずです。
チャンスではあるのですが、懸念事項も多いので後日まとめて記事にします。
今は、ハイリスク・ハイリターンですね。
現物
金や宝石・美術品や腕時計などを購入して高くなったら売るという方法です。
正直、素人の方がやるのなら限定品に絞るか、好きな分野で徹底的に勉強するかかな?という感じです。
他にねらい目としては、記念コインなどは価値が付きやすいのでおススメです。
今は個人間の売買用のアプリなどもありますので、安い値段で手に入るかもしれませんね。
デメリットは、保管が大変なのと場合によっては管理費がかかるという点ですね。
盗難などを除けば、ローリスク・ローリターンです。
日本国債
これは一番固い投資方法です。
国が発行しているので、まず安心です。
これが倒れるのなら日本が倒れるといっても過言ではないので、日本に住んでいるのならリスク面は気にする必要はありません。
期日がくれば元本分が返済され、それまでの期間で年に2回利子を受け取れます。
10年国債を100万円分でシミュレートしたところ、年に500円くらいを受け取れる計算になりました。
ですので、実質ノーリスク・ローリターンです。
↓にシミュレーションできる財務省のサイトを貼っておきます。ただ、これに投資するのは利率からいって勿体ないかと思います。
iDeCoや積立NISA
似たような商品ですが、iDeCoは所得控除が受けながら投資というか積立ができるので、素晴らしい制度です。積立NISAは所得控除こそないですが、利益に税金がかからないのでこれもいい制度ですね。
これは株式の記事の際に一緒に解説しようと思います。
iDeCoは税金が安くなる面も含めて実質リターンしかないのでおススメです。
まとめ
どうだったでしょうか?
何か気になる投資法は見つかりましたか?
これからは老後の資金や、近いうちに必ずくる大不況などに備えて個人でも準備しておく必要があります。
銀行に預けておくだけやタンス預金は勿体ないので、自分にあった方法でいいので投資を考えてみてください。
受け身のままでは格差はどんどん広がっていきます。ただでさえ、富裕層が有利な構造になっているので今の段階で資産を持っていなければ離されるばかりです。
自分も日々勉強していきますので、これを読んでいただいたみなさんも一緒に頑張りましょう。