青色申告・青色申告承認申請書

2023年2月2日

税金関係 用語集

青色申告について

このページを開いている方は個人事業主の方が多いと思いますので、個人事業主の青色申告について記載しています。

※法人も青色申告があるのですが、これは基本税理士が提出してくれるはずですし、説明もあると思いますので割愛させていただきます。

 

対になる言葉としては、「白色申告」がありますね。

 

ざっくりと説明すると

 

色々な特典を貰うために、規定された帳簿等を作って申告することです。

 

青色申告承認申請書はその宣言だと思ってください。

私は規定された通りに申告書を作成するので特典をくださいって感じです。

 

ここでは、特典についてと白色申告との違いを簡単に書いていきます。

 

青色申告の特典

大体3つですね。

  1. 青色申告特別控除が受けられる。(10万円と55万円と65万円)
  2. 赤字の繰り越しが出来る
  3. 青色専従者給与の特例がある。

 

ちなみに10万円と55万円の差については記帳をしっかりしているかしていないかの差という感じです。詳しくは下記の図を参考にして下さい。

 

 

出典:国税庁 【確定申告書等作成コーナー】-65万円の青色申告特別控除の適用について(ご注意) (nta.go.jp)

 

Left Caption

えーる

55万円の控除要件を満たしていて、電子申告をすれば65万円控除が受けられるよ

 

青色申告のデメリットを白色申告と比較

以上の特典を受けられる代わりに白色申告と比べるとデメリットがあります。

 

  1. 正規の簿記(複式簿記)による記録が必要。
  2. 必要な帳票が多い
  3. 遡って取り消されると特別控除分差額が出る。

 

この3つが白色にはない部分になります。

 

まとめ

最後は白色と比べてデメリットがあるなんて言いましたが、個人事業主になるなら青色申告一択です。

 

特別控除の10万円か55万円か65万円かは悩む余地がありますが、白色申告か青色申告かで悩む余地はありません!笑

 

白色の申告書に少し手間を加えるだけで10万円の控除がうけられるだけの書類は作れますので。わからなければ、商工会議所や税務署、もちろん税理士さん等のところでもいいので相談に行ってください。

 

税理士さんの場合は、相談料がとられる可能性が高いので事前にお問い合わせを。

 

当ブログではこの辺が参考記事になります。

個人事業主が確定申告で損をしない為にやっておく2つのこと

開業に必要な書類3分で作成!?開業freee恐るべし。

 

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Posted by aile