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FP2級は3級なしで受けられる?受検資格を解説

2026年8月19日

FP2級は3級なしで受けられる?受検資格を解説

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています。

FP2級を受けようと調べ始めると、「まず3級から」と書かれた情報をよく見かけます。ただ、条件によっては3級を飛ばして2級から受けられます

先に結論

2級FP技能検定は、3級に合格していなくても「FP業務に関し2年以上の実務経験がある」場合は受検できます。会計事務所の職員や、金融・経理の担当者はこの実務経験に含まれます。筆者も3級を受けずに2級から受験し、合格しました。

この記事では、公式に定められた受検資格を整理したうえで、実際に3級なしで受験した記録をお伝えします。

3級なしで2級を受けられる条件

日本FP協会が公表している2級の受検資格は、次の4つです。いずれか1つを満たせば受検できます

受検資格 補足
3級技能検定の合格者 申請時に合格番号の入力が必要
FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者 3級なしで受けられるのはこの経路
AFP認定研修を修了した者 修了証明書の受講者番号が必要
金融渉外技能審査3級の合格者 協会への問い合わせが必要

「実務経験」に含まれる仕事

実務経験とされるのは、資産の設計・運用・管理やこれらに関わる相談業務など、ファイナンシャル・プランニング業務に携わった経験です。公式には次のような職種が挙げられています。

  • 金融機関(証券会社、保険会社、銀行、クレジット会社など)の勤務者
  • 保険代理店の職員
  • 税理士、弁護士、司法書士、行政書士など資産に関する相談業務の従事者
  • 会計事務所の職員
  • 不動産・建設会社の従事者
  • 投資顧問会社の職員
  • 福利厚生、金融・財務・経理の担当者

注目したいのは、会計事務所の職員と、経理担当者が明記されている点です。経理の仕事をしている人は、この経路を使える可能性があります。年数は通算2年以上で、複数の会社での経験を合算できます。また補助業務も含むとされています。

実務経験は自己申告

実務経験の有無は自己申告とされており、証明書の提出は求められていません。ただし公式には「虚偽・不正が発覚した場合、試験の中止、合格の取消しを行う場合があります」と記載されています。自分の業務が該当するか判断に迷う場合は、申請前に協会へ確認するのが確実です。

試験の方式が変わっている

ここは古い情報が残りやすい部分なので、注意が必要です。

2025年度からCBT方式へ完全移行

2級FP技能検定は、学科・実技ともCBT方式(テストセンターのコンピューターで受ける方式)へ完全移行し、従来のペーパー試験は廃止されました

これにより、受検のしかたが大きく変わっています。

  • 年に数回の決まった試験日ではなく、随時受検できる
  • 全国のテストセンターから、空いている日時と場所を選べる
  • 予約は、受検日の属する月を含んで4か月前の月初から3日前まで
  • 休止期間があるため、その時期は受検できない

受検手数料

区分 手数料
学科試験のみ 5,700円
実技試験のみ 6,000円
学科・実技の両方 11,700円

いずれも消費税は非課税で、事務手数料は別途かかります。学科と実技は別々に受けることもできるため、片方だけ先に合格しておくという受け方も可能です

実際に3級なしで受けた記録

ここからは、筆者が実際に受験したときの記録です。当時はペーパー試験だったため、試験の受け方は現在と異なります。学習量や難易度の参考としてお読みください。

使った教材

  • 市販のテキスト2冊
  • 過去問を解けるWebサイト
  • 解説動画(YouTube)

3級を飛ばしているため、基礎の部分は独学で埋める必要がありました。テキストを読んで理解できない箇所を、動画で補うという進め方をしています。

学習時間

合計でおよそ375時間でした。9月から試験までの約5か月間、通勤の往復で1時間、帰宅後に1〜2時間というペースです。

この時間は参考程度に

学習時間には個人差が大きく、前提知識によって必要な量は変わります。会計事務所で働いていたため税金の分野は理解しやすい一方、保険や不動産の分野は一から覚える必要がありました。自分の得意分野がどこにあるかで、必要な時間は変わってきます。

結果

科目 得点 正答率
学科 60点満点中49点 約81%
実技 100点満点中88点 88%

学科試験は集中力を要する内容でした。実技は過去問に沿った出題が多く、演習を重ねた分そのまま対応できた印象です。

受けてみて価値があったこと

資格そのものより、学習の過程で得た知識が実務で効いています

ライフプラン全体を見られるようになる

FPの学習範囲は、保険・年金・不動産・相続・資産運用と幅広く、税金だけを扱っていたときには見えなかった部分が埋まりました。お金の話を、生活全体の中で捉えられるようになったのが最も大きな収穫です。

経理の仕事とのつながり

経理として働くうえでは、社会保険や年末調整に関わる場面があります。FPで学ぶ年金や保険の知識は、こうした業務の背景を理解する助けになります。

転職での評価は別の話

知識として役立つことと、転職市場で評価されることは別です。FPが経理の転職でどう見られるかについては、別の記事で解説しています。

日商簿記2級やFPは転職に有利なのか

この記事のまとめ
POINT 01
FP業務に関し2年以上の実務経験があれば3級なしで2級を受けられる
POINT 02
会計事務所の職員と経理担当者は実務経験に明記されている
POINT 03
実務経験は自己申告だが、虚偽なら合格取消しの場合がある
POINT 04
2025年度からCBT方式へ完全移行し、随時受検できる
POINT 05
学科と実技は別々に受検でき、手数料も分かれている
POINT 06
学習時間は前提知識で大きく変わる。筆者は約375時間
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本記事は執筆時点で公表されている情報に基づいています。受検資格・試験方式・手数料は変更される場合がありますので、申請前に必ず日本FP協会の試験要綱でご確認ください。実務経験に該当するかの判断に迷う場合は、協会へお問い合わせください。

学習時間や難易度の感じ方には個人差があります。本記事の記録は筆者個人のものであり、合格を保証するものではありません。

本記事にはアフィリエイト広告および筆者自身の出品サービスの紹介が含まれています。

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Posted by aile